情報処理学会関西支部大会でジュニア会員特別賞を受賞!
9月20日、情報処理学会関西支部大会が開催。中学生チームは盲導犬ロボットの開発研究、高校生はプログラミング教育アプリの開発研究について、それぞれ発表しました。大学生に混じって、しかもオンラインでの発表だったので、緊張しましたが、中高ともにジュニア会員特別賞を受賞しました。
発表した生徒は、次のようなコメントを述べてくれました。研究論文も下のバーに添付していますので、ご覧ください。
盲導犬ロボットの開発研究を発表して(根岸龍一 中2)
情報処理学会で初めて発表したので、すごく緊張しました。また、どのように伝えればいいのか悩みました。そして、どのような順番で発表すれば、審査員に理解してもらえるのかチームで考えました。今回の発表で、大学の先生から色々なアドバイスやアイデアをいただいたので、さらにロボットの機能を向上させようと思います。これからも私たちの活動に対し応援よろしくお願いします。この研究活動が、少しでも視覚障害の方々の助けになることを祈っています。
情報処理学会関西大会を終えて(山本舞香 高2)
私は今回グローバルに論理的思考力を育むプログラミング教材の研究と開発を行い情報処理学会関西大会にて発表しました。
開発を決めたのは今年の5月ごろでした。コロナ禍で学校もオンライン授業で時間がたくさんあったため、これを機に自分が一番やりたいことをやってみようと思い立ち研究開発を始めました。
本来であればロボットセミナーを開いていたはずがそれもできなくなった…。プログラミング教育は小学校で義務化されるほど学びが多い教育なのに学びを止めてはダメだと思い、どうにかプログラミング的思考を家にいても発達させられないかということで、オンライン上でプログラミング的思考を育むiOSアプリを開発することになりました。
開発も発表も、ひとりで行ったため問題もたくさんありました。ですが今回続けることの大事さがすごくわかったような気がします。
お家での活動となるとわからないことだらけで諦めようと思った時もありました。ですが、完成させたいという強い意志を持っていたからこそ、先輩に聞いたり長時間考えてみたりして一つ一つ解決してこれたと思います。
発表では熱意を持って私のアプリを紹介した甲斐もあってジュニア会員特別賞をいただけました。改善点であったり伝え方にも見直す点が見えたので、改良をして世界での実用化を目指し開発を続けたいと思います。
コロナ禍の今でしかできないことに挑戦してみるのもいいなと感じた充実した4ヶ月でした。
中学生チームの研究論文 「盲導犬と人間の共生~盲導犬ロボットの開発と研究~」
高校生の研究論文 「グローバルに論理的思考力を育むプログラミング教材の開発と研究」