教科の枠を超えて探究し、
多様性と課題解決力を養う
探究授業
社会にあるものすべてを探究の対象に
探究授業ではグローバルマインドを持った世界に貢献できる人材になることを大きな目標としています。「自己・他者・実社会と関わることを通して、探究力を育成する」、「実社会の中での自分の役割を考え、自分の将来と結びついた自分らしい生き方・在り方を考える力を身につける」、「自ら主体的に問いを作り、学び、考え続ける力および周囲との深い関係を育む」ことを意識したプログラムになっています。
目の前にあるすべてが学びの対象となり、教科の枠にとらわれることなく、社会問題や国際問題、科学やITといったテーマの中から関心のある項目をピックアップ。それぞれが抱える課題について自主的に調べ、思考力や判断力といった新しい時代に求められる力を育てます。
プロジェクト型の学びとは


高校探究活動
JAXAとの連携
宇宙開発という壮大なテーマに取り組む
2年生から本格的に始まる探究活動の準備として、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と連携しながら約4か月間取り組みます。4〜5人で班を作り、新しい宇宙食の開発、ロケット発射地と着陸地の場所などについて議論を重ね、チームとしての答えを導き出します。

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探究フェスタ
生徒の主体性・思考力を表面化させる
学年やクラスで取り組んできた探究活動の成果発表を、学校全体を会場に開催。授業を通して養われた生徒の主体性や思考力・表現力などを表面化することで新たな気付きを与え、生徒一人ひとりの更なる成長につなげます。


クエストカップ
自らの探究の成果を社会に向けて発信する場
プロジェクト型の学びの一環として、企業探究学習「クエストエデュケーション」に取り組んでいます。2021年2月にオンラインで開催された「クエストカップ2021全国大会」には、選出された2チームが出場し、1チームは朝日新聞企業賞受賞で決勝へ進出。決勝では惜しくも受賞を逃しましたが、一生の宝となる経験を得ることができました。



コミュニケーション能力の必要性を理解しました
高1の時に「日常生活の中で困っている人を助ける」というテーマに取り組みました。4人グループとなった私たちは生徒の視点で考察を重ね、勉強時間と科目を簡単に記録できる「チクタン」というペンを発案しました。探究授業を通して、会話をしないと何も始まらないけれど、自分から話しかけ相手の気持ちを想像し、仲間と協力することができれば、一人ではたどり着けないところにまで到達できることに気がつきました。残りの高校生活も仲間と共に、勉強も部活動も目一杯楽しみたいです。

高校2年生(スーパー選抜コース)
金岡 春花さん