教科の枠を超えて探究し、
多様性と課題解決力を養う
探究授業
社会にあるものすべてを探究の対象に
探究授業では、目の前にあるものすべてが学びの対象になります。教科の枠にとらわれることなく、社会問題や国際問題、科学やITといったテーマの中から関心のある項目をピックアップ。それぞれが抱える課題について自主的に調べ、思考力や判断力といった新しい時代に求められる力を育てます。
プロジェクト型の学びとは

昨年度中学探究活動の取り組み事例

- ※「人間科学探究」:自己理解と自己開示を通し、「共感力」を身につけます。
- ※「SDGs探究」:「エコアイランド宮古島宣言2.0」とコラボし、実際に現地を訪れます。
- ※「まちづくり探究」:「仮説を立て、実証を行い、考察する」姿勢を育みます。

探究フェスタ
生徒の主体性・思考力を表面化させる
学年やクラスで取り組んできた探究活動の成果発表を、学校全体を会場に開催。
授業を通して養われた生徒の主体性や思考力・表現力などを表面化することで新たな気付きを与え、生徒一人ひとりの更なる成長につなげます。


クエストカップ
1チームが企業賞受賞で決勝へ進出しました。
プロジェクト型の学びの一環として、企業探究学習「クエストエデュケーション」に取り組んでいます。2021年2月にオンラインで開催された「クエストカップ2021全国大会」に2チームが出場し、1チームは朝日新聞企業賞受賞で決勝へ進出。決勝では惜しくも受賞を逃しましたが、一生の宝となる経験を得ることができました。



学習旅行
探究の学びを実社会につなぐ宮古島学習旅行
2020年度から「独立自彊・社会有為」「グローバルサイエンス教育」「探究力」をテーマにプログラムを再編成。2008年にエコアイランド宮古島宣言を掲げ、島をあげたSDGsを推進する宮古島市と連携し、教室での学びを実社会につなげる「越境する学び」の機会としています。2021年度は探究の時間で扱うSDGsを宮古島の課題であるごみ問題や人口減少問題と重ねて学習した成果を宮古島市役所で発表し、そのあとはビーチクリーン活動や農作業体験を行いました。


グループの仲間が意見を出しやすい雰囲気をつくる
自分から進んで話しかけたり、自分の考えを人に伝えることは得意なので、チームメンバーと積極的にコミュニケーションを図り、試行錯誤を重ね、発表をしています。探究の授業を通して学んだことは、他人の意見を聞き、自分の意見と比較しながらまとめて、一つの大きなものに作り上げること。みんなで協力するときに考え方や捉え方が違う人々をまとめられる存在になり、成果を出せるようになりたいです。

中学2年生(特進コース)
塚本 悠人さん